直売所の雰囲気
直売所は大きな店舗ではなく、約6畳程の小さなお店になります。
しかし毎日多くの方が訪れるので、時には店内に溢れるくらいのお客様が訪れることも少なくありません。
店舗は小さいですが、色とりどりの商品が並んでいるので店内はとても爽やかで明るい雰囲気となっています。
そしてこちらでは本部スタッフが常駐しているのではなく、全て障害者スタッフが店頭に立ち運営しています。
主な仕事内容
- お客様へ商品説明やご案内
- お会計
- 在庫補充
など。
販売商品
こちらで販売しているのは、カフェに併設されているワークショップで作られた商品になります。
主な販売商品は
主な販売商品
- マグカップ
- 大人用のT-シャツ
- 子供用のT-シャツ
- トートバッグ
- パズル
- バッジ
- 子供用のぬいぐるみ
- 香り袋
など
メインで販売しているのは上記になりますが、その時々で作製するアクセサリーなどの小物があります。
お店に立つことによるメリット
仕事を通じて自信に繋がる
障害者もしっかり接客教育を行えば、健常者と同じように店舗に立ち十分な接客を行うことができます。
接客は謂わばお店の顔。
教育だけではスキルの定着は不十分ですが、実践を通じることでお客様との関わり合いを持ち、それらを自分の知見として
吸収をしています。
お代金の取り扱いはレジを使った作業ではないですが、頭で暗算するのではなく、きちんと計算機を使いながら売上金額と
お釣りの計算をして対応をしています。
こうした仕事を障害者だけで行うことにより、彼らにとって大きな自信に繋がっています。
前線で働くことで職業幅が広がる
障害者と一律でいっても障害程度はまちまちです。
障害者の活躍している業界を見ると、どちらかといえば軽作業の製造業や単純な仕事が多いのが現実です。
しかし彼らもお客様と関わるような接客業をすることが出来ます。
そしてここでの仕事は多くのメディアに取り上げられているので、それら媒体を通じて多くの企業様の目に止まっています。
これはどういうことかというと、それだけ多くの企業様に周知されることで、障害者雇用をやってみようかと挑戦される企業様が
増えると我々は考えています。
そうなることで障害者が新たに働ける場所がこれからどんどん増えてきます。
日本人学生の来店
スイスにある日本人学校の生徒様も社会見学でご来店頂き、沢山の商品をご購入して下さいました。
生徒様の多くがご購入されたのはT-シャツとトートバッグで、直売所の中では「可愛い!どれも良いデザインで中々選べない!」
といった声が飛び交い、とてもご満悦して頂けました。
そして今回は直売所での買い物を通じて、どうすればもっとお店が良くなるのかなど改善すべき点や、今後こちらで販売すれば
売れそうな商品アイディアを頂いたり、とても有意義な時間を得ることができました。